インピンジメント症候群とは?

〜肩の痛みの原因を2つに分けて理解しよう〜

「肩を上げると痛い」「ボールを投げると違和感がある」
そんな症状の原因として多いのが、**インピンジメント症候群(衝突症候群)**です。

この症状には2つのタイプがあります:

・肩峰下インピンジメント症候群(一般的に「インピンジメント」と呼ばれる)
・関節内インピンジメント症候群(主にスポーツ選手に多い)
それぞれの違いと治療のポイントを解説していきます。

 
肩峰下インピンジメント症候群とは

腕を上げるとき、上腕骨(腕の骨)は肩峰(肩甲骨の一部)の下を通るように滑らかに動くのが理想です。
しかし、何らかの要因でこの動きがスムーズでなくなり、上腕骨が肩峰にぶつかってしまうことで痛みが出る状態を肩峰下インピンジメント症候群と呼びます。

 主な原因

・肩甲骨の動きが悪い
・インナーマッスル(肩の深層筋)の柔軟性・筋力の低下
・猫背などの姿勢不良
 
これらの要因によって、肩のスペースが狭くなり、腱板が挟み込まれるような形で痛みが生じます。
四十肩・五十肩と呼ばれるような肩の痛みも、実はこのタイプのインピンジメントが関係していることが多くあります。

 
治療・リハビリの基本

重要なのは、インピンジメントを引き起こしている原因を見つけることです。
そのうえで、肩甲骨の動きを中心に、関節の動きや姿勢の改善を行っていきます。

「このトレーニングだけやればOK」といった決まった方法はありません。
一人ひとりの状態に合わせたリハビリが必要です。

 
関節内インピンジメント症候群とは

スポーツ選手、特に野球の投手などに多いのがこちらのタイプです。
ボールを投げるときなど、肩を後ろに大きく捻るような動作(外転・外旋)で、肩甲骨と上腕骨の間に棘下筋(きょくかきん)という筋肉が挟み込まれることで痛みが出ます。

 

主な原因

・肩甲骨の位置異常・動作不良
・胸椎・胸郭の柔軟性低下
・棘下筋や小円筋の硬さ
・肩甲下筋の筋力不足
・投球フォームの問題
本来であれば、多少の関節のズレは体が吸収してくれますが、フォームのクセが強かったり、身体のコンディションが悪くなると、それが許容できなくなり発症します。

繰り返されることで、棘下筋の損傷につながるリスクもあります。

 
治療・リハビリの基本

こちらも同様に、原因を正確に突き止めることが最重要です。

スポーツ選手であれば、フォームを見直して、肩への負担が少ない投げ方に修正することがリハビリのカギとなります。

 
プラストレーナーズのサポート

当施設では、スポーツ選手だけでなく、一般の方の肩の痛みにも幅広く対応しています。
肩の違和感や痛みが続いている方、投球やスポーツ動作で肩が気になる方は、早めのケアが回復と再発防止の第一歩です。

お悩みの方はお気軽にご相談ください。
一人ひとりの身体と動きをしっかり評価し、最適なアプローチでサポートいたします。