短距離走の動作の特徴
0.01秒を削るために必要な、スプリンター特有の身体機能を追求します。
地面からの「反発(リバウンド)」: 着地時に地面からの衝撃をエネルギーに変え、前進する力へと変換する足首・膝の剛性とバネ。
股関節のスイングスピード: 素早く足を前方に振り出し、力強く後ろに送るための股関節の可動域と筋連動。
強固な体幹による「力の伝達」: 上半身の腕振りを下半身へロスなく伝える、捻れに強い体幹の安定性。
スタート時の爆発力: 静止状態から一気に加速するための、殿筋(お尻)とハムストリングスの瞬発的パワー。
陸上短距離で多いケガ・障害
スピードが上がるほど、筋肉や腱には凄まじい負荷がかかります。
ハムストリングスの肉離れ: 短距離選手にとって最大の敵。スイング動作中の過伸展や、着地時の急激な負荷による損傷。
アキレス腱炎・周囲炎: 地面を叩く衝撃の繰り返しによる、アキレス腱の慢性的な痛み。
シンスプリント・疲労骨折: 硬い競技用トラックでの練習による、スネへの過度な負担。
腰痛(仙腸関節障害): 爆発的な加速時の衝撃や、骨盤の過度な前傾による負担。
肉離れの再発: 筋力は戻っても、動作の「癖」が治っていないことによる繰り返しの負傷。
プラストレーナーズでの取り組み
「速くなるための身体作り」と「止まらないためのケア」を両立させます。
地面反発を活かす「プライオメトリクス」
効率よく地面を叩き、高く・速く弾むためのトレーニングを行います。足首を固定する力(スティフネス)を高めることで、接地時間を短縮し、一歩のストライドを伸ばします。
ハムストリングスの再発防止と補強
一度肉離れを起こした部位は、柔軟性が低下し再発しやすくなります。当施設では、エキセントリック(筋肉が伸びながら力を出す)トレーニングを取り入れ、高速スイングに耐えうる「強靭なハムストリングス」を作ります。
動作解析によるフォームと筋バランスの最適化
左右の脚の出力差や、骨盤の連動性をチェックします。身体の歪みを整えることで、パワーロスを最小限に抑え、後半の失速を防ぐ効率的な走りをサポートします。



陸上短距離(スプリント)