トレイルランニングの動作の特徴

トレイルランニングでは、ロード(舗装路)とは異なる以下の能力が求められます。

登りの推進力: 急斜面を効率よく登るための、股関節(お尻の筋肉)の爆発的なパワー。
下りの衝撃吸収: ロードの数倍とも言われる下り坂の着地衝撃を逃がす、膝と足首の柔軟なクッション。
不整地でのバランス: 岩場や木の根が露出した不安定な路面で、瞬時に着地位置を修正する固有感覚(バランス能力)。
長時間の姿勢保持: ザックを背負いながら長時間走り続けるための、強固な体幹(バックパックによる肩・腰の負担軽減)。
 
トレイルランニングで多いケガ・障害

山という特殊な環境下では、独特のスポーツ障害が発生しやすくなります。

足関節の重度捻挫: 岩や根に乗った際の激しい「ひねり」。再発防止が極めて重要です。
腸脛靭帯炎(ランナー膝): 特に下り坂での繰り返し衝撃による膝の外側の痛み。
膝蓋腱炎: 急な登りや下りでの膝への過負荷による炎症。
シンスプリント・疲労骨折: 不整地での過度な踏み込みによるスネへの負担。
腰痛: 高低差のある路面での体幹のブレや、ザックの揺れによる負担。
 
プラストレーナーズでの取り組み

トレイルランナーが「最後まで歩かず走り抜く身体」を手に入れるための専門的なアプローチを行います。

パフォーマンスアップ(登りと下りの強化)

登り坂で力強く地面を蹴り出すための中殿筋・大殿筋の強化や、心肺機能への負担を減らす効率的なフォームへの改善を行います。また、下りでの怪我を防ぐため、四頭筋(太もも前)の偏った使い方を修正し、全身で衝撃を逃がす動作を指導します。

 

捻挫に負けない足首作り

トレランにおいて足首の捻挫は致命的です。当施設では、単に筋力をつけるだけでなく、不安定な路面を脳が瞬時に察知して足首を固定する「固有感覚トレーニング」を重視し、現場での対応力を高めます。

 

オーダーメイドインソール

シューズ内での足のズレは、マメの原因になるだけでなく、パワーロスや膝の痛みを引き起こします。足の形状に合わせたインソールを作成することで、複雑な地形でも正確な足さばき(ステップ)を可能にし、疲労軽減を実現します。