スポーツをして身体を痛めてしまい、病院で検査を受けると…
「安静が必要ですね。」
「○ヶ月はスポーツはしないようにして下さい。」
と言われてしまうことがあると思います。
安静や運動中止期間は確かに必要です。
骨折(疲労骨折や骨端線損傷も)や靭帯・筋損傷、炎症などがある場合は、患部安静をとり組織の修復を待たなければなりません。
この期間に無理をして運動を続けると組織の修復が遅れたり、最悪の場合、患部の状態が悪化することがあります。
では。
例えば「3ヶ月、運動は中止して安静にして下さい。」と言われた場合、ちゃんと言われたことを守っていれば、それでいいのでしょうか??
おそらく3ヶ月後には患部も良くなり競技復帰できるでしょう。
でも3ヶ月の安静期間中に全身の筋力は衰え、心肺機能も低下してしまいます。
もちろん技術的な部分も感覚も鈍っています。
つまり、安静期間後に競技復帰するには体力・技術レベルを元に戻す期間が必要ということになります。
この期間を重要と考えている選手や指導者の方は残念ながら少ないですね…
同じ故障を再発する選手が多い原因だと思います。
もうひとつ考えなければならないのは、本当に3ヶ月も安静期間をとらなければいけないのか?ということです。
3ヶ月を90日と考えて、89日間は炎症が続き90日目にいきなり炎症が0になるなんてことはありません。患部の組織は徐々に良くなっていきます。
例えば、10日目までは患部に負担がかかるようなストレッチやトレーニングも、15日目には早期復帰のために行っているべき運動になっているわけです。
患部組織の修復に伴い、行える(行うべき)ストレッチやトレーニングが増えていきます。
また、なぜ今の故障をしてしまったのかを考えると、きっと色んな原因があると思います。
スポーツ障害は、全身の柔軟性の低下や筋力不足、フォーム不良が引き起こすことが多くあり、この故障の原因をいかに早く取り除くかが早期復帰のポイントになります。
仮に筋肉の硬さが原因で起きた故障の場合、その筋肉の柔軟性を取り戻さないことにはなかなか良くなっていきません。いくら安静をとっても良くならない場合は、このようなケースが考えられます。
3ヶ月間じっと安静をとるのではなく、出来ること、やるべきストレッチやトレーニングを行っていくことで体力の低下を防ぎ、早期復帰が可能になります。
もし病院で安静が必要と言われても、医師としっかり相談し、どんな運動ならやってもいいのかを確認し、早期復帰出来るように取り組んでいきましょう!
※安静期間中に運動する場合は必ず医師と相談してください。プラストレーナーズでもクライアントの担当医と連携を取り、コンディショニング&トレーニングを行っています。
- 2014.05.02
- 故障中のトレーニング【3ヶ月の運動中止?】

