インステップとは??→ピッチャーのステップ位置について
今回はそのインステップの直し方について、一番多く指導されるパターンは「ステップ足を相手に向かって真っすぐ着きなさい(踏み出しなさい)」だと思います。
しかし、この方法(言い方)だと、多くの場合はステップは直ったとしても開きが早くなり、野球肩や野球肘になりやすかったり、パフォーマンス低下の原因になります。
インステップ(開きにくい)をストレート(インステップより開いた位置)にもっていけば、開いてしまうのは当然です。
ですので、ステップ足を着く位置は「結果」としてとらえ、そうなってしまっている「原因」を考えます。
その原因が見つかり正しく修正出来ればインステップは直ります。
その原因となるものには大きく分けて
①股関節の柔軟性低下や筋力不足などの機能的な問題
②ステップ足を上げた形からの体重移動の意識・イメージの問題
この二つがあります。
ヒップファーストを強く意識している場合もインステップになりやすく、②に当てはまります。
ではインステップの直し方ですが、インステップは結果であり、その原因は上記の二つです。
つまりこの二つの原因を改善すればインステップは自然に修正され、さらに戦略的にインステップにしたりアウトステップにしたりと細かいコントロールも可能になります。
①の股関節機能について
そんなことかと思う方もいるかも知れませんが、修正が上手くいかない選手、ケガしやすい選手、パフォーマンスが上がらない選手には、この股関節機能の悪い選手が非常に多いです。
例えば「開脚前屈(またわり)」ですが、135°程度開脚し、頭部が床につきますか?


上の写真のように股関節機能の悪い選手は、②の意識・イメージがいくら良くても体現出来ません。
その他、様々な動きの可動域、筋力が十分にあることが必要になります。
②の意識・イメージについてですが、先に書いたように「ステップ足を踏み込む位置を変える」のはよくありません。
ステップ足を上げ、安定した位置から、どの方向へ体重移動していくかを考えます。
単純に、右ピッチャーとして右バッターへ向かっていけばインステップですし、左バッターに向かっていけばアウトステップになるハズです。実際は左バッターへ向かって体重移動するとストレートステップになる選手が多いです。
こうするとアウトステップになる選手は、左バッターのインコースに向かって体重移動してみたり、少しずつホームベースへ向かって修正していけば、ちょうどいい方向が見つかるはずです。
まずは①股関節機能改善から!
そこがしっかりしたら②意識とイメージの修正を!
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伊藤孝信
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