(オーバープロネーション)
しかもかなり重度!
この選手は
競技動作やトレーニングでのスクワットやランジなどで膝に痛みが出現します。
その痛みを再現させてみると…
つま先が外へ向き、膝が内側へ入ったランジ動作で最もいたみが強く出現し、つま先と膝の向きが揃ったランジではほとんど痛みはありませんでした。
つま先が外へ向き膝が内側へ入った状態は
「ニーイン・トーアウト」と言い、膝の障害を引き起こす大きな原因とされています。
つま先が外へ向くというのは「膝に対して」と考えるべきで、つま先が進行方向に向かって真っすぐでも膝が内側へ入っていれば「ニーイン・トーアウト」ですし、
膝は真っすぐでもつま先が外側へ向いていれば「ニーイン・トーアウト」です。
ですので、
つま先が外へ向きであれば膝も外向きへ、
つま先が内向きであれば膝も内側へ。
(つま先と膝の向きを揃える)
これがいいポジションで、膝の痛みを出しにくい形ということになります。
この選手も「ニーイン・トーアウト」しなければランジでも痛みが出にくいので、これを修正する必要があるのですが、それには様々な要因がありあらゆる角度からのアプローチが必要になります。
その一つがインソール(中敷き)による偏平足の修正です。
偏平足は内側縦アーチと呼ばれる足本来の機能が失われた状態で、荷重により下腿(すね・ふくらはぎ)を内旋させ「ニーイン・トーアウト」の原因となります。
写真はありません。。。撮り忘れました。
偏平足の場合は内側縦アーチ(土踏まず)がつぶれているので、ここを踵から母指球にかけてサポートすることでアーチ機能を高めます。
偏平足でも多くの場合は一度外側にかかってから(スピネーション・アンダープロネーション)内側がつぶれる(オーバープロネーション)のですが、この選手は単純に内側がつぶれるタイプでしたので、内側縦アーチの保持だけで済みました。
作製したインソールを使用しランジを確認すると
「ニーイン・トーアウト」が無くなり痛みも消失。
この選手の場合は「ニーイン・トーアウト」の原因のほとんどが偏平足にあったと考えられるのでインソールによる修正がメインでOKですが、インソールでも修正がきかない場合は股関節や体幹からのアプローチが必要になります。
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