ピッチャーを中心に
野球選手のスローイングを評価する言葉として
「肘を柔らかく使っている」とか
「肘の使い方が固い」というような表現があります。
先日もメンバーの大学生投手が
肘を曲げ伸ばししながら・・・
「ピッチングをしていたらコーチから肘が固いって言われたんですけど…」
と相談に来ました。
このように、指導者から同じような指導されて、彼のように受け止めてしまっている選手は少なくないのかもしれません。
しかし、
この肘が固いとか柔らかいとかいう表現は
あくまでも、ピッチングなどスローイング動作を観察して”そう見える”というだけで、実際の肘の可動域が狭いか広いか(固いか柔らかいか)を問題とした言葉ではありません。
「肘のしなり」という言葉もそうですね。
そもそも、肘関節は「曲げる」と「伸ばす」の2通りしか運動はありません。
(回内・回外は前腕の運動)
肘は肩のように自由度があるわけではなく、曲げるか伸ばすか以外の動きが何らかの力で加われば『靱帯断裂』や『剥離骨折』などのケガを引き起こすことになります。
ですので「肘が柔らかい」とは
解剖学的に考えると「肘が良く曲がる」or「伸びる」ということになります。
「肘のしなり」は解剖学的には障害を引き起こします。
しかし、当然ながらピッチャーを評価する言葉として使われる際は、こういった意味にはならず、
恐らく『トップからリリースまでの上肢の使い方』を表現しているものと思われます。
この「トップからリリースまで」に動いている部位は
実は「肩関節」と「肩甲骨」がメインとなります。(肩甲骨:胸郭・胸椎も含めて)
つまり、
肘が〜〜と表現される動き=肩や肩甲骨で動いている動作
ということです。
肩や肩甲骨の柔軟性が高く、うまく使うことが出来ていれば「肘を柔らかく」使うことが出来ますし、肩や肩甲骨の柔軟性が低いと「肘が固い」と言われやすくなります。
肘が固いと言われた選手は、肘の動きを気にするのではなく『肩と肩甲骨』の柔軟性を改善し、うまく使えるようにトレーニングやフォーム修正に取り組みましょう。
プラストレーナーズ
伊藤孝信
LINEでのお問い合わせも
受け付けております
1:1トークで
お気軽にお問い合わせください
メールでのお問い合わせはこちら
セルフコンディショニング&トレーニングを紹介しています!
アスリートのための
トレーナールーム
プラストレーナーズ
名古屋市天白区島田5-501-4
ハイネス津久紫1階(駐車場完備)
052-842-8499
Facebookページ↓↓↓








