腰椎分離症とは簡単に考えると
腰椎の椎弓と呼ばれる部分の
疲労骨折
です。
疲労骨折というのは
骨に対し小さい細かい刺激が繰り返し与えられることで起こる骨折ですので
腰椎分離症の原因は
「椎弓になんらかの小さな刺激が繰り返し入ったこと」ということになります。
椎弓への刺激は、大きく反る動きや捻る動き(回旋や捻転)が負担が大きく、それらの複合的な動き、つまり反って捻る動作が最も負担が大きい動作となります。
サッカーで考えると
強いシュートやロングパスを蹴ろうとしてバックスイングを大きく取ると腰は反る形になりますし、ヘディングのための予備動作も腰は反ります。さらに切り返しやターン動作でも反る形になることが多いです。
つまりサッカーをプレーする上では避けては通れない動作ということになります。
さらにこれらの動きやその他の動作でも、本来であれば何でもないようなプレーでも股関節を中心とした全身的な柔軟性が不足していると腰への負担は増大し、ランニングだけでも負担となることがあります。
先のキック時のバックスイングも
股関節の柔軟性が高ければ股関節の伸展動作を中心に動作が行えるのに対し、股関節の前面(腸腰筋や大腿四頭筋)が硬いと股関節伸展が十分に行えずに腰椎の伸展で代償してしまうため負担が大きくなるのです。
すこし難しかったかもしれませんが…
要は「股関節がしっかり動けば腰への負担は少ないが、股関節が硬く動きが悪いと腰に負担がかかりやすい」と考えてもらえれば大丈夫です。
腰椎分離症は発症すると基本的には数ヶ月のコルセット固定が指示され、安静を取ることで疲労骨折の治癒を目指すことになります。
そうなってしまうと長期間プレーすることが出来ず、学生であればかなり痛手なロス期間となってしまいますね。
そうならないためにも
まずは発症を防ぐことが重要で
そのためには股関節を中心とした全身的な柔軟性の向上と体幹機能の向上が大切になります。
サッカー選手の腰椎分離症やその他のケガでお困りの方はお早めにご相談ください。
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伊藤孝信
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