バッティングフォーム理論は様々あり、もう訳の分からないくらいの指導法があり溢れていますね。
バッティングは確実性と飛距離といった相反していそうな結果が求められるのですが、中高生のトレーニング指導をしていてよく受ける相談が「飛ばない」「打球が弱い」「ホームランが打ちたい」というものが多いです。
筋力トレーニングによって身体を強くして力強いスイングをできるようにすることも重要ですが、それには数ヶ月かかってしまうのですぐに結果が出せる取り組みとして
『バッティングフォームに体重移動を取り入れる』ことを指導しています。
バッティングフォームはよく「軸で打て」とか「軸足に体重を残せ」とか「前に突っ込むな」という指導がされることが多いと思います。
この内容は全くもって間違っていないのですが、受け取る選手が誤解をしてしまっているパターンが少なくありません。
「飛距離が出ない」「打球が弱い」という相談をしてくる選手のスイングを見てみるとほとんどがそのパターンですね。
具体的には、足を上げてステップしても頭の位置が変わらずその場でクルッと回ってスイングしているのです。
先に書いた「軸で打て」とか「軸足に体重を残せ」とか「前に突っ込むな」という指導の通りです。
しかし、これではまず強い打球は打てません。
侍ジャパンの4番として活躍した山川穂高選手のスイングを見てください。
左足を上げて
右脚に体重をかけてから
投手方向にしっかり体重移動しているのがわかると思います。
ただ、34秒付近では、
身体の軸が後ろに傾き軸足に体重が残っているように見えます。(実際には右足も前に移動してきているので体重は乗っていません)
しっかり投手方向に体重移動しながらも軸を保ち突っ込まずに打てるので、しかもこの体型なので、飛距離が出せるのですね。
筋骨隆々でパワーでぶっ飛ばしているイメージのあるメジャーリーガーも実は体重移動をしっかり使っています。非力な日本人選手よりうまく体重移動しています。
ホームラン王 アーロン・ジャッジ
最後に、イチロー選手の体重移動も見て欲しいと思います。3分あたりからです。
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伊藤孝信
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