ダルビッシュ投手が
「野球選手に走り込みなんていらない」
「メジャーではやることはない」
「自分も日本時代からやらない」
ダルビッシュ投手のいう走り込みとは10キロ走などの長距離走や400メートルのインターバル走などのランニングメニューのことで、30メートル程度のショートダッシュは本数は少ないようですが行っているようです。
ダルビッシュ投手がこのような発言を様々なメディアで行うことで、そのような意見がほとんどの選手から聞かれるようになり、指導者からもちらほら聞くようになりました。
しかし、その意見を実際に行っているチームはまだまだ少ないようで、野球界では(日本プロ野球も含めて)ガンガンに走り込んでいるチームがほとんどですね。
ここで、野球選手における走り込みのメリットデメリットを私なりにまとめます。
※走り込み=長距離走や400メートルのインターバル走などのロー〜ミドルパワーのメニュー
走り込みのメリット
*心肺機能の強化
*脂肪燃焼
*全身の連動性向上(運動初心者に対して)
*筋力強化(運動初心者に対して)
☆野球の練習を重ねる体力のない選手、体脂肪が多く減らしたい選手にとってはメリットがあります。また、野球以前に選手自身の基礎的な運動能力が低い(運動経験が浅い)場合には必要になります。
走り込みのデメリット
*カロリーのオーバー消費
*筋肥大の阻害
*最大パワー・スピード低下の可能性
*障害発生リスク大
*練習時間の延長
☆体重を増やしたい選手や体をでかくしたい選手には行わない方がいいメニューです。また必要な時間の割に野球に必要な能力が身につかないのもデメリットです。
★走り込みを行った方がいい選手
*体脂肪率が高く減らしたい選手
*日々の練習をこなす体力のない選手
*運動経験の浅い選手
*冬トレ前半期間の選手
★走り込みをしない方がいい選手
*体重を増やしたい選手
*筋肉量を増やしたい選手
*キレを出したい選手
*試合期、試合期直前の選手
しかし、野球選手にとって『走ること』は非常に大切な能力の一つです。走塁、守備はもちろん、ピッチングやバッティングに必要なパワーは走ることで養われる部分もあります。
では、どのようなランニングメニューを行うといいのでしょうか。
オススメのランメニュー
*10〜20メートルダッシュ
*坂ダッシュ
これらのメニューを1本ずつ全力で行うと非常に効果的だと考えています。
数はある程度必要(10本以上)ですが、1本ずつインターバルをとり回復した状態で『全力で』行いましょう。
10mダッシュであれば50本や100本行うこともあります。
試合で全力でスタートを切る場面は意外に多いものです。
打てば走りますし、塁に出れば1球ごとに模擬スタートをします。守備でも打球ごとにほぼ全選手が動きます。
ピッチングは1球につき10mダッシュ1本程度の体力消耗と考えられるので+150本は必要になるかも知れません。
つまり
私の意見は
『野球選手にとって走り込みは必要。ただし短距離メインで全力を出し切ること。』
それ以外のランメは大袈裟に言えば無駄かも知れません。
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伊藤孝信
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