ピッチングパフォーマンスにおいて、骨盤の回転運動は並進運動とともに力発揮のための重要な要素と考えられます。
最終的にボールに伝えられる、ピッチング動作で生まれるエネルギーは以下の運動から生み出されます。
ピッチングのエネルギー源
- 並進運動
- 回転運動
- 胸腰椎屈曲運動
- 肩水平屈曲内転内旋運動(+前腕回内運動)
- 手指屈曲運動
今回は2番目の回転運動について「骨盤を強く回転させるためのトレーニング」を書いていきたいと思います。
回転運動は骨盤(下部体幹)と胸郭(上部体幹)の回転運動に分けられるのですが、運動連鎖の観点から、まず骨盤の回転が起こり、下部体幹と上部体幹との間で生じた捻転差(割れ)により上部体幹が回転を起こすという順序で起こります。
つまり、骨盤の回転運動がメインの運動であり、胸郭の回転運動はそれにより引き起こされる運動と考えられます。
ですので、骨盤の回転運動が強くなればなるほど胸郭の回転運動も強くなり、最終的にボールに伝えられるエネルギーは大きくなると考えることができます。
骨盤を回転させるには
いかに骨盤を強く速く安定して回転させられるかどうかがピッチングパフォーマンスに大きく影響するわけですが、その骨盤の回転は以下の働きにより生み出されます。
- 軸脚股関節の伸展運動
- 腰椎の伸展運動
- ステップ脚のブロック動作(踏み出した脚で体重を受け止め、エネルギーを吸収せずに、逆に地面からの反力を上半身に与える動き。着地後に膝が全く動かないか伸びる動き。)
これら3つの動作が協働しあって骨盤の回転を行っています。
骨盤の回転は、横方向(右投手なら左回り)と縦方向(前傾)の
複合的な運動として行われますが、上記の3つの動作は横方向にも縦方向にも必要な動作となります。
骨盤を強く回転させるためのトレーニング
骨盤を強く速く回転(横回転+縦回転)させるには、上記の3つの動作を司る筋肉を鍛え、筋出力を上げることがベースとして必要になります。
3つの動作を司る筋肉は、具体的には以下の通りです。
【軸脚股関節の伸展運動】
臀筋群、ハムストリングス
【腰椎の伸展運動】
多裂筋、脊柱起立筋
【ステップ脚のブロック動作】
大腿四頭筋、ハムストリングス、臀筋群
つまり、これらの筋肉を鍛えるトレーニングが『骨盤を強く回転させるためのトレーニング』になるわけです。
多少知識がある方はすぐに分かると思いますが、そのトレーニングとは
- デッドリフト
- スクワット
- ランジ
このようなトレーニング種目になります。
ここまで引っ張っておいて、結局はベーシックな基本的なトレーニングですね。
しかし、何の目的で行っているか意識できるだけで、取り組み方が変わってくるのではないでしょうか。単に与えられたメニューを黙々とこなすより、目的をしっかり理解して行うことでモチベーションも上がりますしトレーニング成果もかなり上がるはずです。
実際にどの種目を選び、どれくらいの負荷でどれだけの回数やセット数行うかというのは、それぞれのフィジカルレベルに合わせてプログラムを組む必要があります。
また、こういったトレーニングを実際のピッチング動作に活かしていくには、ピッチング動作の練習やドリルが必要不可欠です。
強くした身体を上手に使うことで
パフォーマンスアップが実現します。
プラストレーナーズ
伊藤孝信
LINEでのお問い合わせも
受け付けております
1:1トークで
お気軽にお問い合わせください
メールでのお問い合わせはこちら
セルフコンディショニング&トレーニングを紹介しています!
アスリートのための
トレーナールーム
プラストレーナーズ
名古屋市天白区島田5-501-4
ハイネス津久紫1階(駐車場完備)
052-842-8499
Facebookページ↓↓↓





