質問箱に以下のような質問をいただきました。

 

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「上半身と下半身の連動性を高めるトレーニングを教えて下さい」

 

回答は

『ありがとうございます。 難しい質問ですね…一口に連動と言っても目的によります。メディシンボールスローやプライオ系トレーニング、ランニング等も全身の連動性が必要なトレーニングです。特殊なトレーニングも良いですがシンプルなモノも効果的です。』

 

と回答しましたが、文字数制限もあり良く分からない答えになってしまったので、少し詳しく回答したいと思います。

 


 

質問をくれた方は大学で野球をされているとのことで、恐らく「下半身の力を上半身に伝えてボールを投げる(orバットを振る)ための連動性を高めたい」ということだと思います。

 

 

 

まず連動性とはどういうことか。

 

例えば、スに座ってバットを振るより、立って振った方が強いスイングができますし、ステップをして体重移動を使った方がもっと強いスイングが出来ます。投げる場合も同様ですね。

 

 

 

このパフォーマンスの変化が『下半身と上半身の連動』によるパフォーマンスの向上ということになります。

 

 

つまり、連動性が高い場合は、両手で握っているバットを振るための力を下半身で発揮し、その力を減退させることなくさらに増強させながらスイングすることが出来るということです。

 

 

言い換えると、この連動性の正体は『タイミング』だと考えています。

 

 

下半身で発揮したパフォーマンスがピークのタイミングで上半身を働かせることでパフォーマンスは最大化されるはずです。

 

 

上の画像のように、まず下半身が運動を始め(黄色)、そのパフォーマンスが最も高いところで上半身が運動を開始(赤色実線)することでトータルでのパフォーマンスは最も高くなります。(=連動性が高い)

 

しかし、上半身が働き始めるタイミングが早すぎたり遅すぎたりすると、トータルでの発揮されるパフォーマンスは下がってしまいうのです。(赤色点線)(=連動性が低い)

 

 

 

これはあくまでもイメージで、下半身と上半身を同時に運動開始した方が発揮される力が最大化される動作もありますし、動きにより様々なパターンがありますが、どちらにしても『下半身と上半身の働くタイミング』が連動性にとって重要となります。

 

 

 

 

そして本題の『上半身と下半身の連動性を高めるトレーニング』ですが、これは先の回答の通りです。

 

プライオメトリクストレーニング

メディシンボールスロー

ランニング

 

などの全身を使って大きな力を発揮するトレーニングが有効だと考えています。

 

マシンを使ったトレーニングの多くは、下半身と上半身を単独で使うことが多いトレーニングですので、あまり連動性は必要とならず、フリーウエイトを用いたウエイトトレーニングは全身を使う種目が多く、高重量を扱うには全身の連動性が必要となります。

 

 

最近では「連動性を高めるトレーニング」として珍しいトレーニングを行なっていることもありますが、多くは連動性を高めるというよりボディマップイメージトレーニングであり、アスリートの求める連動性とは少し違うように感じています。

 

 

 

 

選手それぞれの状態によって異なりますが、バッティングやスローイングにおける連動性向上を目的としたトレーニングは、メディシンボールを使ったトレーニングがオススメですね。

 

 

 

プラストレーナーズ

伊藤孝信

 

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