おそらく野球選手からだと思いますが、以下のような質問がありました。
Q.トップの位置で手を前後に振る(肩の内旋外旋)と痛みが出るが、手を強く握るとその動きをしても痛みが出ない。これはなぜか??
私なりに質問をこのように解釈したので、それに対する答えを考えていきたいと思います。解釈が違ったらすみません。
A.手を握るときに働く筋肉(深・浅指屈筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋や長・短橈側手根伸筋など)が肘関節を包むように存在しており、手を強く握ってそれらの筋肉を働かせた状態だと肘関節の安定性が増すために痛みが軽減もしくは消失する。
特に肘の内側を保護する機能がある尺側手根屈筋は、小指を握り小指球を働かせることで収縮が入りやすくなるので、小指を握ることが重要になります。
トップの位置(肘を横に肩の位置まで上げ90°曲げた状態)で肩の内外旋を繰り返すと、肘の内側に引っ張られる負担がかかるため、筋肉のサポートがないと肘内側側副靭帯にダイレクトに負担が掛かってしまうのです。
また今回は無視しても良いかもしれませんが、手を強く握ることで肘関節や肩関節、肩甲骨周囲にまで力が入ってしまい、内外旋の動きが小さくなっているために痛みが出ていない可能性もあります。
肘周りの筋肉が働けば痛くない。
逆に、筋肉が働かないと痛い。
つまり、肘関節周囲組織(主に内側側副靭帯)に何らかの炎症か損傷があるということだと思います。炎症や損傷の部位や、ダメージの程度は判断しかねますが、あまり良いコンディションではないと考えられます。
また、ごく軽症であれば、尺側手根屈筋などの筋肉が疲労により硬くなり、正常の収縮機能を果たしていないだけというケースもあります。
ノースローにするか強度を落とすか数を減らすかして、まずは投球負荷を減らし、炎症や損傷の修復を図ることが大切です。
もし、筋疲労による機能不全だけで損傷などがないのであれば、その筋肉をストレッチなどで緩め、軽くトレーニングして効かせることだけで症状はなくなると思います。
炎症や損傷がある場合でも、肘周囲筋は硬くなっているはずですので、しっかりとストレッチを行いトレーニングも必要になります。
※ただし痛みの出ることは行わない
さらに深く考えれば、痛みの原因は投げ過ぎかフォームの問題かということになってきますし、股関節の柔軟性や筋力、肩甲骨や胸郭の柔軟性などもチェックしていく必要がありますね。
肘のストレッチとトレーニングについてはYouTubeにアップしてあるので参考にしてください↓
プラストレーナーズ
伊藤孝信
LINEでのお問い合わせも
受け付けております
1:1トークで
お気軽にお問い合わせください
メールでのお問い合わせはこちら
セルフコンディショニング&トレーニングを紹介しています!
アスリートのための
トレーナールーム
プラストレーナーズ
名古屋市天白区島田5-501-4
ハイネス津久紫1階(駐車場完備)
052-842-8499
Facebookページ↓↓↓







