「昔は凄かったのに、今はなぜか活躍してないね…」
とか、逆に、
「昔は目立たなかったのに、最近はすごい活躍してるね!」
って言うことが良くありますね。
こういったことはプロスポーツでも良くあるのですが、今回は学生スポーツの話として進めていきたいと思います。
さっそく、本題に入ります。
冒頭の話で、後者は、選手の努力が身を結び、スキルやメンタルなどが上達したことで、良い結果が残せるようになったのだと思います。
素晴らしいことですね。
では、前者のようなことはなぜ起きてしまうのでしょうか。
こういったパターンって結構良く聞きますよね。
実は私もその一人で…![]()
小学生の時は、もう、スーパーヒーローのような活躍をしていたのですが、中学高校になるにつれ、埋もれてしまい、高校までで選手の道は諦めてしまいました。
話を戻して、なぜ、「昔は凄かったのに、今はなぜか活躍してないね」ってことが起きてしまうのか。
それには2つのパターンがあると考えられます。
まず1つ目は、『おごり』です。慢心ですね。
オレはこんなに出来るぜ。
みんなより上手いんだぜ。
練習なんてそこそこしとけば大丈夫。
っていう慢心。
私はまさにこれでした。。。正直、当時、「あいつに負けたくない」とか「もっと上手くなりたい」と努力した記憶がありません。なぜなら、努力しなくても出来てしまっていたから。
そして、そのまま上のレベルへ進み、「あれ?」「なんか上手くいかないぞ?」とは思うものの、「いやオレは出来るぜ」が勝ってしまっていたのです…。いやぁ残念。
そしてもう1つは、『フィジカルレベル』だと考えています。
(フィジカルレベル=強さ、速さ、柔軟性)
例えば、めちゃくちゃ上手で活躍していた小学生が、中学生になった途端に活躍できなくなったとします。
この場合、おそらく彼は中学生レベルのフィジカルレベルになく、持っているテクニックを発揮しても、所詮、小学生レベルの上級者であると言うことです。
具体的に言うと、例えば野球なら、完璧に捉えたはずの打球が飛ばない、守備のファインプレーでアウトにならない。良いコースに投げたはずが打たれてしまう…など。
サッカーなら完璧なシュートを打ったのに止められてしまう。ドリブル突破しようとしても当たり負けしてしまう…など。
テクニックは十分にそのレベルに到達していたとしても、フィジカルレベルが低いことでパフォーマンスが発揮できないことは、どんなスポーツでも起こり得ます。
今回は「学生スポーツの話」と書きましたが、これはプロ選手でも苦しんでいる選手が多いように思います。
アマチュア時代は大活躍で鳴り物入りで入団したものの…鳴かず飛ばずで…数年で…。。。
良くある話です。
もしかしたら油断や慢心、もしくはプレッシャーから本来のプレーができなかったのかも知れませんが、多くはフィジカルレベルがプロレベルに達しておらず、持っているテクニックを自信満々に発揮しまくったとしても、圧倒的な体力差に負けてしまっているのだと思います。
プロでベテランになって活躍できなくなってしまうケースにも当てはまりますね。昔はフィジカルレベルが十分に高くあったので、テクニックを発揮すれば良い結果が得られた。でも、加齢により気が付かないうちにフィジカルレベルが落ちてしまえば、パフォーマンスも落ちてしまいます。
それに気が付かずに、いくらガムシャラに練習しても、最先端のテクニックを取り入れても、土台となるフィジカルレベルを上げて周りに追いつかないことにはどうにもなりません。
モータースポーツで例えると分かりやすいですが、多くのモータースポーツは排気量によりクラス分けがされています。500ccのエンジンの車両だけで競うレース、250ccのエンジンの車両だけで競うレースという感じです。
もうお分かりだと思いますが、250ccクラスでは無敵の強さを誇るレーサーだとしても、その250ccの車両のまま500ccクラスのレースに出場したら、いくら自分の力を発揮したところで結果は見えていますよね。
モータースポーツではあり得ないようなことが、人間スポーツ界では起きてしまっているのです。逆にモンスターレベルのフィジカルで無双している選手もいますが、天賦の才&努力の賜物として許してあげてください。
さて、そうなってしまった場合はどうすればいいのか。
モータースポーツであれば、クラス分けにあった車両に乗り換えれば良いですし、それ以外のスポーツでは、『そのレベルにあったフィジカルレベルまで引き上げるトレーニングに取り組むこと』で解決できます。
いまはフィジカルレベルが低いがために埋もれてしまっているとしても、もともとは卓越したテクニックを持っている選手のはずですから、そういったトレーニングに取り組んで周りと同等のフィジカルレベルを獲得できれば、あっと言う間に大活躍をしてしまうのではないでしょうか。
小学6年生から中学生、中学3年生から高校生、高校3年生から大学生(もしくはプロ)、大学4年生から社会人(もしくはプロ)と、どのレベルにしても、上位クラスに進む時には必ず立ちはだかる問題だと思います。
先に書いたように、この問題はトレーニングに取り組むことで、解決することができます。
先を見据えて、目標とするレベルに合わせたフィジカルレベルの獲得を目指してトレーニングに取り組んでいけると良いですね。
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伊藤孝信
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