ジャンプ力をあげるには(高く飛べるようになるには)どうしたらいいか?という質問がありましたので、考えていきたいと思います。

 

高くジャンプするための条件というか要素としては幾つかのポイントが挙げられます。

 

そのポイントを簡単に挙げると以下のようになります。

 

 

高くジャンプするための要件 

 

  1. 筋力(下半身・上半身・体幹)
  2. 瞬発力(パワー)
  3. フォーム(テクニック・飛び方)
 
一つずつ説明していきたいと思います。
 

 

筋力 

 

まず単純に、ジャンプ動作を考えてみると、ジャンプというのは人という塊を空中へ浮かせる動作ですので、物体として軽量である(体重が軽い)方が有利に働きます。
 
重いボールを投げるのと軽いボールを投げるのではどちらが遠くへ飛ばせるか分かりますよね。
 
ですので、高くジャンプしたいなら体重は軽い方がいい。
これは間違いないです。
 
じゃあ軽けりゃ良いのかっていうと、もちろんそれだけではダメで、飛び上がるための力が必要になります。
 
「それなら、体重は軽くして筋力つければ良いじゃん!」ってなりますが、それは無理な話。
 
そう、「筋力がある=筋肉が多い」ですので、筋力を増やすと体重が増えるという、高くジャンプをしたい人にとってはとんでもないジレンマが生まれるのです。
 
そして、これを解決してくれるのが、上半身と体幹の筋力ということになります。
 
ジャンプは「下半身の力」で跳ぶと思いがちですが、実は上半身や体幹の力が非常に重要です。もちろん下半身の筋力も重要です。
 
上半身と体幹の筋力強化をすることで体重はさらに増えてしまうのですが、それらの力を使って下半身を含めた全身の重量を上方向へ移動させることができるのです。
 
試しに体重計に乗って「気をつけ」をした姿勢から、勢いよく腕を上に突き上げる(振り上げる)と一瞬だけ体重計の数値が軽くなると思います。
 
腕振りの力により全身がほんの少しだけ上に持ち上げられたということになります。
 
実際のジャンプ動作になれば、ジャンプする前の予備動作としてスクワットのようにしゃがみ込み、腕を後ろに引いてから勢いよく前方から上へと振り上げてジャンプします。
 
このときの腕振りが強く速ければそれほど体を上へ持ち上げることができ、高いジャンプへと繋がるはずです。
 
また、上半身と下半身のバランスを考えると、例えば下肢や臀部がすごく発達していて上半身が華奢だった場合、いくら頑張って腕をふったとて重たい下半身を持ち上げるには力不足となり、逆に上半身も十分に筋力(重量)がある場合には、重いもの(上半身)が強く速く情報へ移動するため、重い下半身も引っ張ることができるようになります。
 
そういった筋力を向上させる、鍛えるには、ウエイトトレーニングが最も効果的です。
 
具体的には、スクワットやベンチプレスなどで、先に述べたように全身的にトレーニングする必要があります。
 
ウエイトトレーニングの中でどの種目を行うかは、ここの身体特性により強化ポイントを明確に絞り出し取り組むことが重要で、筋力の向上が目的になりますので、どの種目においても十分な重量を扱い負荷をかけることが大切になります。
 

 

瞬発力 

 

瞬発力(厳密にはパワーとは違う)というのは「重いもの(体)をいかに速く動かせるか」ということです。
 
地球には重力があり、常に地面に引っ張られている状況と言えます。ジャンプはその重力に逆らって跳ぶ必要がありますので、強く速いスピードで地面を蹴り、ジャンプする必要があります。
 
ここで大切になるのが、「速く」と「強く」のふたつが必要ということです。
 
単に「速い」だけの場合、体重の重さに負けてしまい高く跳ぶことはできません。「強い」だけの場合は体重は持ち上げられてもゆっくりとした動作になるため重力に負けてしまい、ジャンプすることはできません。
 
ですので、「速く強く」地面を蹴る力=瞬発力(パワー)が必要になります。
 
瞬発力(パワー)は1の筋力と混同されがちですが、筋力とは「重いものを動かす力」もしくは「強い力」ということであり、そこにスピード・速さの要素は含まれていません。
 
そしてスピード・速さには「力の大きさ」は関係ないので、それらを掛け合わせた、パワー(=力×スピード)が重要となるのです。
 
瞬発力(パワー)のトレーニング方法は、筋力強化とは異なりスピードの要素が必要になります。
 
具体的にはウエイトトレーニングでもスクワットジャンプやハイクリーンなどの爆発的エクササイズが有効で、ダッシュやボックスジャンプなどの自重トレーニングも効果的です。
 
「力×スピード」のトレーニングであることを意識して、素早く最大の力を発揮する(ダッシュなら一歩目)ことが重要です。
 

 

フォーム(テクニック・飛び方) 

 

今回の「高いジャンプをしたい」という目標だけでなく、どんな動き・競技にとっても高いパフォーマンスを発揮するには『いいフォームで行う』ということが必要不可欠となります。
 
これまで筋力と瞬発力の重要性を長々と書いてきましたが、どれだけ高い筋力を持っていても、どれだけずば抜けた瞬発力があっても、フォームが無茶苦茶で、持っている力(筋力・瞬発力)を十分に活かすことが出来なければ高くジャンプすることは出来ません。
 
思いっきり力んで強い力を素早く出しても、上半身を早く動かしすぎたり、逆に上半身が十分に体を持ち上げてくれる前にジャンプに入ってしまったり、股関節・膝関節・足関節を伸ばすタイミングがずれていたりと「タイミングのずれ」が起きている場合。
 
または、上半身の動きが上方向へ向かわず前方へ向かっていたり、踏み切りが真上方向へ向かっていないなど「力発揮の方向が間違っている」と、発揮した力全てをジャンプのために使うことができず、ロスしてしまいます。
 
まあこれは当たり前のことですね。
でも意外とこのパターンでロスしていることも少なくないです。
どれだけの筋力や瞬発力があってもフォームがムチャクチャでは、高く飛ぶことはできません。
 
また、頑張って筋トレをして筋力や瞬発力を向上させたときも注意が必要です。
フォームというものは、現状の身体能力で表現できる動作で行っています。筋力が落ちれば同じフォームで動作が行えないように、筋力向上した場合でも同じフォームでは行えないのです。
ですので、レベルアップした身体能力をパフォーマンスアップにつなげるためには、レベルアップした身体能力に合わせたフォームにアップデートしていく必要があります。

 

このように、高くジャンプするには「筋力」「瞬発力」「フォーム」といったポイントの合わせ技が必要となります。多少、筋力が劣っていても、瞬発力とパワーでカバーできることもあり、選手にとってどのポイントを伸ばすことが結果に繋がるかを判断して取り組んでいけるといいですね。
 

 

プラストレーナーズ

伊藤孝信

 

 

LINEでのお問い合わせも

受け付けております

友だち追加数

1:1トークで

お気軽にお問い合わせください 

 

メールでのお問い合わせはこちら

パーソナルトレーニングと野球肩肘などスポーツ障害のリハビリ治療ならお任せ!プラストレーナーズ

 

$パーソナルトレーニングと野球肩肘などスポーツ障害のリハビリ治療ならお任せ!プラストレーナーズ

 

セルフコンディショニング&トレーニングを紹介しています!

 

 

アスリートのための

トレーナールーム

プラストレーナーズ

 

名古屋市天白区島田5-501-4

ハイネス津久紫1階(駐車場完備)

 052-842-8499

 

Facebookページ↓↓↓

$パーソナルトレーニングと野球肩肘などスポーツ障害のリハビリ治療ならお任せ!プラストレーナーズ