東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸投手が「肘の手術を検討している」とのニュースがありました。
昨年は中10日でローテーション入り?して結果を残しましたが、今シーズンは1試合の登板でアクシデントにより降板。その後は情報が少ない状態でしたが、ここにきて上記の報道がありました。
ニュースの真偽はわかりませんが、手術を受けるとして「どの手術なのか?」興味がありますね。
それによって復帰時期が全く違いますし、今後の選手生命にも関わってきます。
最近では「トミー・ジョン手術(TJ)」という名前はよく知られるようになりましたが、他にも次のような手術があります。
野球肘における手術の種類
▶︎トミー・ジョン手術(内側側副靱帯再建手術:この中でも、ドナーとして長掌筋腱を使う場合や半腱様筋を使う場合、人工靭帯を使う場合などがあります)
▶︎クリーニング手術
(骨棘切除、滑膜切除、遊離体除去:関節ネズミなど)
▶︎固定手術
(肘頭骨折、剥離骨折)
▶︎軟骨移植手術(モザイクプラスティ)
(離断性骨軟骨炎、軟骨損傷など)
競技復帰までの期間
▶︎トミー・ジョン手術
12〜18ヶ月
▶︎クリーニング手術
2〜3ヶ月、場合によっては6ヶ月
▶︎固定手術
3〜4ヶ月
▶︎軟骨移植手術(モザイクプラスティ)
6〜8ヶ月
このように、どの手術であってもリハビリ期間が必要になり、競技復帰までは時間がかかります。
さらに「投げることができる状態(上記の期間)」と「試合で十分なパフォーマンスが発揮できる状態」はまた違いますので、そこも考慮しなければいけませんね。
選手生命に関しては、どの手術であっても十分にリハビリを行うことでほとんど問題なく選手生命を全うできるようになってきていますが、手術に至る原因となった肘への負担を取り除くことがカギになります。
手術後のリハビリ
野球肘の手術後のリハビリは、どの手術を受けたとしても「初期:可動域訓練、中期:筋力強化/機能改善、後期:投球練習」という流れになります。
可動域訓練に関してはほとんどの整形外科で対応できる内容ですが、筋力強化/機能改善以降に関しては専門的な内容になりますので、野球肘のリハビリを熟知した専門施設で行うことをお勧めします。
プラストレーナーズでは、術後のリハビリや機能改善、手術を受けていない野球肘のリハビリコンディショニングも行っておりますので、野球肘でお悩みの方はご相談ください。
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伊藤孝信
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