「もう身体はある程度できている」
と思っている選手も少なくありません。
高校までしっかり競技を続けてきて、筋トレもしてきた。
だから大学では、そこまで身体は変わらないと思っている。
でも実際には、大学進学前後の1年間だけでも身体はかなり変えられます。
FFMI 21.5から23.0へ
継続してトレーニングしている選手では、身体組成が大きく変化することがあります。ある選手では、高校3年生の秋から約1年間で、
FFMI 21.5 → 23.0まで向上しました。
FFMIは、身長に対してどれくらい除脂肪体重があるかを見る指標です。
体重だけを見ると、脂肪が増えたのか筋肉が増えたのか分かりません。
FFMIを見ることで、身体を構成する除脂肪体重がどれくらい変化したのかを確認しやすくなります。
つまりこの変化は、ただ体重が増えたのではなく、身体そのものを作ってきた結果と考えることができます。
しかも4年間かけた変化ではありません。
高校3年生の秋から大学進学をまたいだ、約1年間です。
大学に入ってから身体づくりを始めるのではなく、高校最後の大会が終わった時点から次のステージへ向けて準備しておく。
その積み重ねが、大学に入った時の身体の差につながります。
身体は数週間では変わらない
身体づくりで一番大切なのは、派手なトレーニングではありません。継続することです。
数週間トレーニングしたからといって、身体が大きく変わるわけではありません。
筋力トレーニングを続ける。
必要な量を食べる。
しっかり休む。
そしてまたトレーニングする。
この積み重ねを数か月、1年と続けることで、身体は少しずつ変わっていきます。
高3の秋から大学1年まででも、しっかり取り組めばこれだけ変化する選手がいる。
そう考えると、大学4年間という時間はさらに大きいです。
大学に入る前から始める意味
身体づくりは、大学に入ってから始める必要はありません。高校最後の大会が終わった後。
受験や進学準備の期間。
大学のチームに合流するまで。
この期間も、次の競技人生の一部です。
数か月何もしないで大学に入り、そこから身体を作り始めるのか。
それとも高校3年生の秋から継続して身体を作り、大学入学時点ですでに一段階上のフィジカルでスタートするのか。
その差は小さくありません。
そして大学に入った後も継続すれば、さらに2年、3年、4年と身体を変えていく時間があります。
大学4年間を有効に使うなら、その準備は高校最後の大会が終わったところから始まっています。
大きくなればいいわけではない
もちろん、FFMIが高ければ高いほど良いという話ではありません。競技によって求められる身体は違います。
体重を増やしすぎれば、動きにくくなる競技もあります。
重要なのは、その競技で必要な筋量をつけること。
そして増やした身体を、筋力やパワーとして使えるようにすることです。
だからPlusTRAINERSでは、体重だけを見るのではなく、身体組成の変化も確認しながらトレーニングを進めていきます。
「体重が増えた」ではなく、どう身体が変わったのか。
そこを見ることが大切です。
4年間をどう使うか
高校3年生の秋から大学1年までの約1年間でも、身体は大きく変えられます。それなら、大学4年間をしっかり使えば、さらに大きな変化を作ることができます。
今ある身体のまま競技するのか。
それとも、数年間かけて身体そのものを変えていくのか。
その差は大きいと思います。
FFMI 21.5から23.0。
これは短期間で偶然できた数字ではありません。
日々のトレーニングと栄養を積み重ねてきた結果です。
大学生はもちろん、高校最後の大会を終えた選手も、まだまだ身体を変えられます。
競技技術だけではなく、身体そのものも成長させる。
大学4年間をどう使うかは、高校3年生の秋から始まっています。

