ジムでのトレーニングシューズを選ぶ時に、僕が一番重視しているのは、足元の安定性です。
最近はクッション性や反発性に優れたランニングシューズがたくさんあります。
ランニングをするには非常に良いシューズです。
ただ、ジムでトレーニングするとなると、必ずしも最適とは限りません。
クッション性が高ければいいわけではない
例えばスクワットやランジなど、重量を持ってトレーニングする時。柔らかいソールが大きく沈み込むと、足元が不安定になります。
トレーニングでは地面をしっかり押して力を伝えたいので、柔らかさよりも、ある程度しっかりした接地感と安定性が欲しい。
一昔前のランニングシューズには、比較的薄底でトレーニングにも使いやすいモデルが多くありました。しかし最近のランニングシューズは厚底化がかなり進んでいます。
ランニングに特化して考えれば当然の進化だと思いますが、ジムで使う場合は少し事情が変わります。
特に横方向の動きには向いていない
PlusTRAINERSでは、ウエイトトレーニングだけを行うわけではありません。サイドランジやステップ系のトレーニング、ジャンプ、片脚でのバランストレーニング、横方向への動きなどもよく行います。
こうした種目で厚底のランニングシューズを履いていると、特に気になるのが横方向の安定性です。
ランニングシューズは基本的に前へ走ることを想定して作られています。
そのため、横へ大きく踏み込んだり、素早く方向を変えたりする用途では、インドアスポーツ用シューズなどの方が使いやすいことがあります。
これはランニングシューズが悪いという話ではありません。
用途が違うということです。
ランニングにはランニングシューズ。
トレーニングにはトレーニングに適したシューズ。
使い分けることが大切です。
おすすめはインドアスポーツ用シューズ
一般的なジムトレーニングであれば、フットサルやバレーボールなどのインドアスポーツ用シューズもおすすめです。比較的ソールが薄く、接地感があり、前後だけでなく横方向への動きも想定されています。
そして、意外とおすすめなのが学校の体育館シューズです。
価格も比較的抑えられていて、通気性があり、ソールも厚すぎない。
ウエイトトレーニング、ランジ、ステップ、ジャンプ、バランストレーニングなどを組み合わせて行うには使いやすいと思います。
おすすめは「ムーンスター ジムスターS400」
その中でも、僕がおすすめしているのが、ムーンスター「ジムスターS400」です。学校の体育館シューズとして使われるタイプですが、トレーニング用として考えても使いやすいシューズです。
必要以上にソールが厚くなく、接地感が得やすい。
横方向にも動きやすい。
そして価格も比較的手頃です。
PlusTRAINERSで行っているような、ウエイトトレーニングとジャンプ、ステップ、バランストレーニングなどを組み合わせたトレーニングには十分使いやすいと思います。
高価なシューズを買えば良いというわけではありません。
何をするためのシューズなのか。ここが大切です。
本格的な高重量トレーニングなら話は別
ただし、すべてのトレーニングに体育館シューズをおすすめしているわけではありません。非常に高重量のスクワットなどを行う。
スナッチ。
クリーン&ジャーク。
といったオリンピックリフティングを本格的に行う。
こういった場合は、その競技・種目に適した専用シューズを選ぶべきです。
特にウエイトリフティングシューズは、硬く安定したソールや踵の高さなど、重量を持ってリフティングすることを前提に作られています。
一般的なフィジカルトレーニングと、本格的なウエイトリフティングでは求められる機能が違います。
シューズも目的に合わせて選ぶ
シューズを選ぶ時、有名なモデルだから。
クッション性が高いから。
普段走る時に履いているから。
という理由だけで選ぶのではなく、「このシューズで何をするのか」を考えてみてください。
走るのであればランニングシューズ。
本格的なウエイトリフティングなら専用シューズ。
そして、PlusTRAINERSのようにウエイト、ジャンプ、ステップ、バランスなどさまざまなトレーニングを行うのであれば、薄底で安定性が高く、横方向にも動きやすいシューズ。
そういった基準で選ぶのがおすすめです。
ムーンスターのジムスターS400も、その選択肢の一つとして使いやすいシューズだと思います。

