軽く走って、ストレッチをして終わり。
そんな選手も意外と多いと思います。
もちろん、身体を温めたり、ストレッチをしたりすることも大切です。
でも個人的には、それだけでは少し足りないと思っています。
ウォーミングアップで大切なのは、「これから試合で使う動きを、一度身体にやらせておくこと」です。
試合で使う動きを再現しておく
例えば、ジャンプをする競技ならジャンプ。素早い切り返しが必要なら、切り返し。
ダッシュするなら、しっかりスピードを上げたダッシュ。
投げる競技なら、投げる動作。
試合でいきなり100%に近い動きをするのではなく、ウォーミングアップの中で一度その動きを経験しておく。
しかも大切なのは、動きの形だけではありません。
試合で使う
スピード
パワー
もある程度再現しておきたいところです。
ゆっくりした動きだけでウォーミングアップを終えて、試合になった瞬間に全力で走る、跳ぶ、切り返す。
これでは身体にとってかなり大きな変化になります。
ハイパワーを一度出しておく
競技によっては、ウォーミングアップの最後にジャンプやメディシンボールスローなどを入れるのもおすすめです。例えば、
- ジャンプを数回行う。
- 短いダッシュを行う。
- 切り返しを入れる。
- メディシンボールを思い切り投げる。
こういった種目で、一度しっかり高いパワーを出しておく。
たくさんやる必要はありません。
疲れるためのトレーニングではなく、これから試合で使う強い動きを身体に思い出させるイメージです。
ストレッチは「ウォームアップのアップ」
もちろんストレッチもやっていいと思います。ただ、ストレッチをしてウォーミングアップ終了ではなく、
個人的にはストレッチは「ウォームアップのためのウォームアップ」くらいに考えています。
- 軽く身体を動かす
- 必要なところをストレッチする
- 関節を動かす
- そこから徐々に動きのスピードを上げていく
- 最後は実際の競技に近い動きを入れる
試合でいきなり全力を出さない
ウォーミングアップの目的は、汗をかくことだけではありません。試合で使う身体を準備することです。
- ジャンプするなら、ジャンプしておく。
- 切り返すなら、切り返しておく。
- 速く走るなら、速く走っておく。
- パワーを出すなら、一度パワーを出しておく。
- 試合でやることを、試合前に一度やっておく。
シンプルですが、これがとても大切だと思っています。
ウォーミングアップを何となく毎日同じようにこなしている選手は、一度内容を見直してみてもいいかもしれません。
「身体が温まったか?」だけではなく、
「試合で必要な動きの準備ができたか?」
そこまで考えてウォーミングアップをしてみてください。

