テニスは、サーブやフォアハンド・バックハンドなど、
体幹の回旋と伸展を繰り返す競技です。
特に成長期の選手では、
腰椎分離症を発症するケースが少なくありません。
日常生活では痛みがなくても、
「サーブのときだけ痛い」「試合後に腰が強く張る」といった症状が出ることが特徴です。
腰椎分離症とは?
腰椎分離症は、腰の骨(腰椎)の後方部分に起こる疲労骨折です。
・ 繰り返しの回旋動作
・反る動作(伸展)
・片側への負荷の偏り
これらが積み重なることで発症します。
テニスは左右非対称動作が多く、
腰への負担が片側に集中しやすい競技です。
テニスで腰椎分離症が起こる理由
① サーブ動作の強い伸展と回旋
サーブでは、
・トス動作
・体幹の反り
・高速回旋
・インパクト
という一連の動きで腰椎に大きな負担がかかります。
特に反りながら回旋する動きは、
椎弓へのストレスが集中しやすい動作です。
② フォアハンドの回旋ストレス
フォアハンドは利き手側に強い回旋がかかります。
股関節や胸郭の可動域が不足すると、
腰椎が過剰に回旋して代償します。
③ 片脚支持での打球動作
オープンスタンスでのショットや
走りながらのショットでは、片脚支持になります。
このとき体幹が不安定だと、
腰椎に剪断ストレスが加わります。
テニス選手に多い症状
・サーブで腰が痛い
・体を反らすと痛い
・片側だけ痛む
・ 試合後に強く張る
・ 回旋動作で違和感がある
片側性の痛みが出やすいのが特徴です。
リハビリとトレーニングの考え方
安静のみでは、
復帰後に再発する可能性があります。
重要なのは、
✔ 体幹回旋のコントロール
✔ 股関節主導の動作獲得
✔ 非対称性の改善
です。
トレーニングのポイント(名古屋で情報を探している方へ)
① 股関節可動域の改善
・内旋・外旋の確保
・ハムストリングス柔軟性
・股関節伸展可動域の向上
股関節が動くことで、腰の回旋代償が減ります。
② 胸郭の可動性向上
胸郭が硬いと腰が過剰に回旋します。
・胸椎回旋エクササイズ
・呼吸トレーニング
・胸椎伸展改善
③ 抗回旋トレーニング
テニスは高速回旋競技です。
重要なのは「回す力」よりも
「止める力(コントロール)」です。
・パロフプレス
・片脚バランストレーニング
・ローテーショナル安定性トレーニング
④ サーブフォームの見直し
よくある問題:
・腰を過度に反って打つ
・下半身の回旋不足
・上半身主導のスイング
股関節と胸郭を使うフォームに改善することが重要です。
復帰までの一般的な流れ
1. 痛みのコントロール
2. 可動域改善
3. 体幹安定性向上
4. 軽いストローク再開
5. サーブ練習再開(軽負荷)
6. ラリー練習
7. 試合復帰
段階的な負荷管理が重要です。
再発予防のポイント
・練習量の管理
・利き側偏重の修正
・ 股関節・胸郭の可動域維持
・体幹安定性トレーニングの継続
・成長期の過負荷に注意
腰椎分離症は、
フォームと身体機能の改善で再発リスクを下げることが可能です。
名古屋でテニス選手の腰椎分離症トレーニング情報を探している方へ
テニスは、
・伸展
・回旋
・非対称動作
が複合する競技です。
そのため、競技特性に合わせた
リハビリとトレーニング設計が重要になります。
よくある質問(FAQ)
Q. テニスのサーブで腰椎分離症は悪化しますか?
反りと回旋が重なるため、状態によっては悪化する可能性があります。
Q. ストロークはいつから再開できますか?
痛みが消失し、体幹安定性が確保されてから段階的に再開します。
Q. 片側だけ痛いのはなぜですか?
利き手側への回旋ストレスが集中するためです。
Q. どのくらいで試合復帰できますか?
病期によりますが、3〜6ヶ月が目安になることが多いです。
- 2026.02.21お知らせ
- テニス選手の腰椎分離症

